高知県よさこい祭り
毎年 8月10日、8月11日開催
高知のよさこいは多くの“会場”をたくさんの“チーム”が演舞することが醍醐味です。
各会場では事前に順番を決めず、到着したチームから演舞をしています。
それぞれの会場では「あのチームが来た!」「応援しているチームが来た!」
とものすごい熱気で観客が待っています。
また、チームを追っかける「推し」も多くよさこい本番2日間を盛り上げています。
一方で、時間帯によって会場に多くのチームが集中してしまうことも・・・
どこいこサービスは、今どのチームがどこで踊っているのか、次はどこに行こうとしているのか、
会場では何チームが待っているのかをスマホ、パソコンですぐわかるシステムとしてスタートしました。
どこいこサービスがあるから、会場の待ち時間も抑えられ、チームも踊り子さんの体調に応じて会場を選択することもでき、連続参加のチーム、新しいチーム問わず、すべての踊り子さんが2日間元気に踊るためになくてならないものになっています。
そして、多くのよさこいファンも応援しているチームの場所を知ることができています。
そんな多くのチームとファンに愛されたどこいこサービスは、チームの位置情報に加え
全国、全世界のよさこいファンによさこいの熱い姿をつなぐものに進化します。
2024年は追手筋本部競演場の動画を配信いたしました。RKC高知放送様と連携し、リアルタイムの映像をチーム解説も加えた「贅沢な映像」を全世界にお届けしました。
また、YouTubeチャンネルでチーム紹介、上町競演場の演舞を2日間独占配信いたしました。
今後どこいこサービスを通じてワクワクする情報を全世界にお届けします。まず、会場の魅力をもっともっと伝えていきます。
各会場の特性、オリジナルグッズの情報などをSNSと連携し、直接会場とよさこいファンをつなげていきます。
会場の魅力がより伝われば、会場に偏ることなくチームとファンが2日間盛り上げる環境ができます。
そしてどこいこサービス内でチームや会場に特化したお店の情報など“高知よさこい推し”にはたまらない情報をお届けしていきます。
さらに、今後どこいこサービスは“高知発祥”よさこいの情報に加え、全国のよさこい祭りともつながりをもっていきます。
2024年はYOSAKOIさせぼ祭り様と連携し、熱気のある映像をどこいこサービスYouTubeチャンネルで配信しました。
今年はより多くのよさこい祭りの情報をお届けします。
この基盤となるのがよさこい動画配信です。
今年も追手筋本部競演場の映像をお届けしていきます。
もっともっとよさこいの迫力が伝わる映像も計画しています。
どこいこサービスがよさこいと全世界のファンをつなげるものとしてどんどん発展していきます。
よさこい祭りは、市民の健康と繁栄を祈願し、併せて夏枯れの商店街振興を促すため、1954年に高知市で初めて開催されました。
高知発祥の祭りとして地域に愛され、伝統と文化を象徴する重要な祭りとして発展し、全国から多くの参加者と観客が集まるまでに成長しています。
よさこい祭り開催期間中は街全体が活気に満ち溢れ、地域の経済やコミュニティの結束にも大きな影響を与えています。
しかし、時代の変化とともに、私たちはこの伝統的な祭りをどのように未来へとつなげていくべきかを考える必要があります。
まず、これまでよさこい祭りを支えていただいた先人の方々を大切にしつつ、よさこい祭りの魅力を次世代に伝え、若い世代の参加を促進することが重要です。
よさこい祭り参加者を育てることは、祭りの持続可能性を確保するために欠かせません。
子供たちが楽しみながら踊りを学べる環境を整え、さらに若い世代がリーダーシップを発揮できるようなプログラムを設けることで、次世代の担い手を育成することも考えられます。
次に、よさこい祭りが高知発祥であることを広く知っていただくとともに、祭りに対する踊り子及び観客のエンゲージメントを高めていくことが、関係人口の増加に寄与すると考えます。
高知の地元文化や歴史と結びついたよさこい祭りの魅力をさらに発信することが重要です。
よさこい祭りは地域の誇りであり、その独自性が他の祭りとは一線を画しています。
この独自性は発祥の地であるからこその歴史と伝統の賜物だと思います。
県内外の方々によさこい祭り、そして高知の魅力を伝え、訪れてみたいと思わせることが必要です。
また、持続可能な運営体制の構築も、よさこい祭りの未来を見据える上で欠かせない要素です。
持続可能性とは、経済、社会、環境の三つの側面からバランスよく発展することを意味します。
地域社会と調和し、長期的に安定した運営ができる体制を築くことが重要です。
これにより、よさこい祭りが未来の世代にも受け継がれ、地域全体が恩恵を享受できるようになります。
そして、よさこい祭振興会も経営資源の観点から持続可能な姿を模索していく必要があります。
最後に、地域住民との連携を強化することが大切です。よさこい祭りは地域の人々の協力なくしては成り立ちません。
地域住民が誇りを持って参加できるような仕組みを作り、祭りの意義を共有することで、地域全体が一体となって祭りを盛り上げることができると思います。
社会情勢が目まぐるしく変化する中、よさこい祭りを未来へつなぐための道のりは簡単ではありません。
これまで多くの方々の情熱と善意で成り立ってきたよさこい祭り。
この祭りの未来は、私たち一人ひとりの手にかかっています。伝統を守りつつ、新しい風を取り入れながら、次世代へとつなげていくために、共に力を合わせて参りたいと思います。
そしてどこいこサービス内でチームや会場に特化したお店の情報など“高知よさこい推し”にはたまらない情報をお届けしていきます。
よさこい祭振興会
岡林 成海
よさこいを彩る“動く舞台”――地方車(じかたしゃ)
よさこい祭りでは、踊り子たちと一緒に「地方車(じかたしゃ)」と呼ばれる華やかな車が並走します。
地方車は、各チームの音楽を流すための移動ステージであり、チームのテーマや個性を反映した装飾が施されています。
日中はカラフルでにぎやかなデザインが目を引き、夜にはライトアップによって幻想的な雰囲気を演出。
車上には太鼓や鳴子を使う生演奏チームもあり、音と光で祭りを盛り上げます。
地方車は、よさこいならではの文化のひとつです。
ぜひ演舞とあわせて、それぞれのチームが工夫をこらした地方車にもご注目ください。
おきゃく屋地方車
なないろ地方車
すさき~真実の地方車